10周目にヒュルケンベルグが先陣を切ってピットインし、15周目にライコネンがピットインしてオコンのアンダーカットを狙うが左フロントタイヤの交換に手間取って3.7秒を要し、翌周ピットインしたオコンを抜くことができず。
メルセデスAMG勢、ベッテルはタイヤのデグラデーションが小さく、スーパーソフトのままで走り続け、同様にプッシュし続けるリカルドも中団勢を抜いて4番手まで上がってくる。
ストロールは17周目、マッサは21周目にピットインし、27周目を迎える頃にはベッテルも「リヤに苦しみ始めた」と報告する。ハミルトンはボッタスを5秒リード、その18秒後方に3番手ベッテル、さらにその14秒後方に4番手リカルド、5番手ペレスはそこから8秒という順。
ピットインを終えた集団はバンドーンを抜いてペレスの13秒後方に26周目にオコンを抜いたライコネン、ストロール、マッサが僅差で続く。
31周目にベッテルがピットインするとこれを見てハミルトン、ボッタスも立て続けにピットインし上位勢の順位は変わらず。
32周目にピットインしたペレスはマッサの後方9番手に戻り、ソフトで引っ張り続けたリカルドが最後に37周目にピットインしライコネンの後方5番手でコースに戻った。
スーパーソフトを履くリカルドはそのタイヤの差を生かしてライコネンを追い詰め、41周目にターン1でインを突いてオーバーテイク。