トロロッソはレッドブル社がミナルディを買収して設立したチームで、2006年からF1活動を開始。レッドブル傘下の若手ドライバーを乗せ、育成する役割も担っており、これまでセバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンらを兄弟チームのレッドブル・レーシングに昇格させてきた。エンジンは2007年から2013年までフェラーリを積み、2014年と2015年にルノーに変更した後、2016年はフェラーリを搭載、今年はルノーに戻していた。

2018年からホンダはトロロッソと組んでF1活動を続けていくことが決まった

 山本氏は、若いチームであるトロロッソと、パワーユニットサプライヤーとしては今年3年目のホンダは、ともに成長することに強い情熱を抱いており、こうした方向性の一致により、トロロッソ・ホンダの準備はスムーズに進むと考えている。

「まず、(チーム代表であるフランツ・)トストさんは日本について造詣が深く、文化を理解しているので、いいコミュニケーションが取れています。また、トロロッソは若いチームで成長の最中にあり、ホンダにとっては、似たようなメンタリティー、アプローチでともに戦えるということも大きいです。考え方の近いチーム同士、一緒に前進できると思います」

「トロロッソとホンダは来季に向けて早急に準備を始めていきます。また、(シンガポールGPを含む)2017年の残り7戦はマクラーレンとともに戦うわけなので、ここでいいパフォーマンスを見せるとともに、彼らともしっかりコミュニケーションをとっていかなければなりません」

 トロロッソとのワークス体制では、マクラーレンとのこの3年間とは違ったアプローチをとることになると、山本氏は示唆した。

「マクラーレンと組んでみて分かりましたが、企業の規模が大きいと、とてもシステマチックになります。もちろん、それが大きな強みであることは間違いないのですが、同時に変化に適応していくことは難しくなります」

「その点、トロロッソはまだ成長途上にある企業です。同じゴールを目指して一緒に歩んでいける関係であることが重要です。いいコミュニケーションをとりながら仕事ができることを、本当に楽しみにしています」

「マクラーレンとトロロッソの二つのチームを比べてみると、マクラーレンは洗練されたフランス料理のような完成されたイメージであるのに対し、トロロッソはおいしい田舎料理のようなイメージです。家庭料理のシチューのように、いくつか手を加えることでさらにおいしくできますし、そうできればと考えています」

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