☆☆☆☆ ルイス・ハミルトン
 アジアに来てから跳ね馬が失速、トラブル連続によってほぼ大勢が決まりつつある。そこで予選Q3は大胆に決勝は慎重に、セパンから鈴鹿ではその戦闘方針の変更意識がはっきり感じとれた。71回目の初鈴鹿PP、1分27秒319はクリッピングポイントを奥に深くとるような新感覚。いままでの突っ込み重視な旧感覚を改めるドライビングを見せてもらった。

F1日本GPの表彰台でインタビューアとして登場した佐藤琢磨

☆☆☆☆ ダニエル・リカルド
 剣道をすること、高名な寿司店に行くこと、鈴鹿で表彰台に立つこと。その三つすべてが初めてかなった。第15戦スペインGPから12戦9度目の表彰台(75%)、彼がそこに居るのといないのではセレモニーの雰囲気が違う。レッドブル・チームとしてはルノーPUになって初めて2戦連続ダブル表彰台、フェラーリの後ろ姿がぼんやりと見えてきた(92点差)。この2連戦で一気に51点もつめた。
2017年F1第16戦日本GP 剣道にチャレンジしたダニエル・リカルド

☆☆☆☆☆ マックス・フェルスタッペン
 鈴鹿ではオレンジ色(オランダ応援団)が目立たなかったが今年の“流行色”はこのカラーで決まり。特筆すべきはマレーシアGPでのハミルトン一撃パッシングと、鈴鹿でのスタート2台抜きダッシュ。周りがよく見えているからできるプレー、天才の才能を生で目撃したお客さまはきっと忘れないだろう。

 金曜から毎周、ぎりぎりのエッジ・コーナリングを重ねる努力があって2年連続2位、ドライバー力をさらに高めたフェルスタッペン。才能×努力×運=実力に☆五つ。

2017年F1第16戦日本GP マックス・フェルスタッペンが2位表彰台

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