マクラーレンの車体は空気抵抗が大きいことを考えると、せっかく新スペックを投入しても、ストレートが長いカナダGPでは結果に結びつかない可能性も高い。いろいろな要素を考慮すると、やはりオーストリアGPかイギリスGPあたりが有力なのではないか。
また、長谷川氏は英AUTOSPORTの取材に答えて「我々は開発を続けており、来週にでもアップデートを披露することはできる。だが、小さなアップデートのためにトークンを無駄にしたくない。モナコかカナダでは何かしら新しいものを紹介したいところだが、まだ何も決まっていない」とも語っている。次のアップデートにはトークンが使われるのかどうか、詳細は不明だ。
スペインGPではトークン使用について、次のように語っていた。
「そろそろ入れたいが、できれば効果的に使いたい。(開発中のパワーユニットの)成果を、きちんと確認したた上で、ご報告できるタイミングが来れば、ご報告したい」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています