2025年F1第9戦スペインGPから新たな前後のウイングの検査方法が導入された。いわゆるフレキシブルウイング規制だ。これまでフロントウイング全体に対する100kgの荷重に対して、たわみは15mm以下であることが義務づけられたが、新しい技術指令ではそれが10mm以下へと厳しくなった。さらに片側だけの荷重に対しても従来の20mmから15mm以下へと変更とされた。同時に、任意の1点に6kgの荷重をかけるというフラップの個別テストも変更された。これまでは後端部のたわみが5mmを超えてはならないと定められていたが、それも3mmと厳しくなった。

 この変更により、トップチームの勢力図が変わる可能性が指摘されていた。影響を最も大きく受けると見られていたのがマクラーレンだったが、蓋を開けてみれば、マクラーレンは予選でフロントロウを独占し、レースでもワン・ツーフィニッシュを飾った。

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