チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネは、ライコネンを公の場で批判するのを避け、モナコでの冴えないパフォーマンスに関しても、「モンテカルロはキミにとって苦手なサーキットだったにすぎない」と擁護している。

 フェラーリが来季のドライバーラインナップを発表するのは、夏休み以降になると予想されている。だが、ライコネンとベッテルの関係が良好であることを考えると、ライコネンが今季ここまでのパフォーマンスレベル(獲得ポイントは昨年の第6戦終了時より1点多いだけだが)を今後も維持すれば、フェラーリは彼をキープする方向へ傾くかもしれない。

 今週末のカナダGPで、フェラーリは2つの開発トークンを費やして新型ターボを投入する。これで使用したトークン数は合計28となり、残りはわずか4つだ。ライコネンは、これにより一歩前進することを期待するいっぽうで、一気にメルセデスとの差が縮まるような「奇跡」は期待していないと述べた。

「進化であることは間違いないが、どれくらいの進化かはわからない。もちろん、確実に良くなると思わなければ、新しい部品は投入しない。ただ、どのくらい良くなるかは、やってみなければわからないということだ」

「奇跡は期待していないけれども、正しい方向へ進んでいることは間違いない。これ(新型ターボ)もチームが持ち込む他の新しいパーツと同じで、魔法のような効果を発揮することはないだろう」

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