マックス・フェルスタッペンが、レッドブルRB12のセットアップについては「いまだ手探り状態」にあり、当面はチームメイトのダニエル・リカルドに頼りながら、このチームでの経験を積んでいくつもりだと述べた。
フェルスタッペンは、スペインGP直前にダニール・クビアトと交替する形でレッドブルへ移籍し、新チームでの初レースでF1史上最年少のウィナーになった。しかし、次のモナコGPでは苦戦し、予選とレースをいずれもクラッシュで終えている。
また、スペインとモナコのどちらのレースでも、実際のペースではリカルドと肩を並べるには至らなかった。リカルドはモナコでポールポジションを獲得しており、2回目のピットストップでのチームのミスがなければ、レースでも優勝していたはずだ。
F1で2年目のフェルスタッペンが、全体として経験不足なのは当然のことだ。しかし、特にレッドブルへ来てからまだ日が浅いために、RB12の最適なセットアップを見つけるにあたっては、リカルドの手助けに頼っている段階だという。