「最近の彼はスタートと1コーナーに問題を抱えていて、そこは強みになっていない。だから(カナダでは)『行ってしまえ、やってみよう』といった気持ちだったんだけど、失敗に終わった。当然ながら失敗して後方へと落ち込むなんてことは計算外で、ただやってみたらダメだったということだ」

 同様のシチュエーションになった場合、どう行動するかと聞かれると「同じことをする」とロズベルグ。

「ひとつのシチュエーションを、次に起こることと比較することはできない。あのときのことは、彼とバトルするうえで、ひとつ勉強になった。どうなるかをよく見て、その瞬間にどんなアプローチをするべきかを決断しなければならない。バルセロナでは優勝も見える位置まで行けたけれど、モントリオールは真逆の結果になった。次のバトルでは、より有利なイン側に確実につく必要がある」

 2レース前まではドライバーズランキングで2位に43ポイントと独走状態だったものの、今では大幅に差を縮められたロズベルグだが、これについてはあまり気にしていないと語る。

「ポイントは数えないと言い続けている。それは変わらない。ただレースに勝ちたい。ここ数戦うまくいっていない。レースの週末に自分のベストを引き出すためには、勝つことが一番なんだ」

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円