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F1 ニュース

投稿日: 2016.06.23 20:53
更新日: 2016.06.23 21:50

プロスト、F1ヨーロッパGPのテレビ放送は「大失敗で退屈だった」と酷評

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F1 | プロスト、F1ヨーロッパGPのテレビ放送は「大失敗で退屈だった」と酷評

■2017年の新規定について

2016年第8戦ヨーロッパGP セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
2016年第8戦ヨーロッパGP セルジオ・ペレス(フォース・インディア)

 2017年の新車両規定について、プロストは賛成でもあり反対でもあるという微妙な態度を示した。太いタイヤの復活は歓迎するものの、ダウンフォースを増やすことには反対なのだ。

「ダウンフォースを削って、メカニカルグリップと太いタイヤに頼る比率を高めれば、小規模チームにもメカニカルな工夫やタイヤ戦略で、うまく戦うチャンスが生まれる可能性がある。他のチームとはまったく違うタイヤ選択を可能にしたり、たとえば前輪にソフト、後輪にミディアムといった使い方もできるようにするのもいいかもしれない」

「そうすれば、フォース・インディアあたりが面白い存在になってくるだろう。彼らのようなレベルのチームは、トップチームとは違うタイヤの使い方を考えて、それに合わせたクルマのセットアップができる。競争相手が何をしているかよく見ていて、その裏をかくことを考え、実際にやってのける能力があるんだ」

■コックピット保護デバイス「ハロ」について

第2回バルセロナ合同テスト
【2016 F1合同テスト】カタルニア・サーキット 2017年シーズンから採用される予定のコクピット保護システム「ハロ」をテストするキミ・ライコネンのフェラーリSF16-H

 来季から導入される予定のコックピット保護デバイス「ハロ」に関して、プロストは基本的には良いことだと考えている。
「あれで救えた命がひとつでもあったのなら、私はイエスと言うよ。見た目にあまり格好良くはないとしても、そのうちに慣れるだろう。正直な気持ちを言えば50/50だが、どちらへ進むべきかと言われれば、採用する方向を選びたい」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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