マクラーレンが、レッドブルリンクにユニークなリヤウイングを持ち込んできた。翼端板上側の水平方向のスリットは以前から見られていたが、最近は垂直方向にもスリットが入れられるようになり、複数のスリットが入ったチームもある。

 マクラーレンはバクーでは前端中央に1本、後方下側に2本のスリットを入れたリヤウイングを使用していた。このスリットの役割は、翼端板の外側を流れる速度の速い空気流を内側に入れて、内側の翼端板周辺で発生している乱流を吹き飛ばすこと。こうすることで、サイドポンツーン上面から流れてきた空気が、翼端板内側の乱流による干渉を受けずに、高速のまま後方へ流れていくことができる。

 マクラーレンの新しいリヤウイングは、スリットの数を2本増やして5本仕様にしてきた。数が増えただけではなく、後方下側2本のスリットは、メインフラップの位置まで上へ伸び、翼端板を貫通。さらに大型のスリットが1本追加され、水平方向の5本のスリットと合わせると、合計10本ものスリットが入っていることになる。

2016年F1第9戦オーストリアGP

 

 マクラーレンは昨年もオーストリアGPでショートノーズを投入。2014年の秋にレッドブルからチームへ復帰したピーター・プロドロモウによる新しいコンセプトをスタートさせたのも、この場所だった。

 新しいリヤウイングを使用するフェルナンド・アロンソは、木曜日に「この新しいパーツが中団グループを抜け出す力となり、トップチームとのギャップを埋める武器になってくれることを願いたい」と期待を語っていた。果たして、アロンソの願いは叶うのか。

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