F1ジャーナリストの今宮純氏が独自の視点でドライバーを採点。週末を通して、22人のドライバーから「ベスト・イレブン」を選ぶ。レース結果だけにとらわれず、3日間コース上のプレーを重視して採点する。

ーーーーーーーーーーーー

☆ リオ・ハリアント
ベストグリッド16位まで前進。ストレート速度が高いマノーによって予選セクター3では6位タイム(!)、アタックラップをまとめあげた。レースでは1周目にハースと接触してノーズ交換、そこからソフトで「最長48周」。摩耗しきったタイヤを最後までコントロールした、これも経験。

☆ パスカル・ウェーレイン
多数派とは“逆戦略”のソフトタイヤでスタートして、一時は8位を走行。中間チーム勢ひしめく集団戦のなか、DTM王者はセクター2で防御ラインを、ストレートではスリップストリームを駆使。ブレーキを失って初リタイアとなるまで、ザウバーをとらえようとしていた。

☆ フェリペ・ナッセ
12位フィニッシュは今季最高位。初日からパンクやパワーユニット交換などあり、十分に初コースを走りこめなかった。それでも決勝自己ベストタイム11位、マクラーレンのジェンソン・バトンを追った。ザウバーの現有戦力としては、ベター・レース。

☆☆ ケビン・マグヌッセン
予選最下位となったルノー勢、彼は今季2度目のピットスタートに賭けた。バーレーンGPでは11位、ここでは14位を。ルノーのパワー・ハンデがあり、終盤は燃費もタイヤも厳しかったが上昇、レース強さを発揮した。

本日のレースクイーン

七星じゅりあななほしじゅりあ
2025年 / オートサロン
尾林ファクトリー/東京オートサロン2025
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    もっと見る
  • auto sport

    auto sport 2025年4月号 No.1606

    [検証]F1史上最大の番狂わせ
    ハミルトン×フェラーリ
    成功の確率

    詳細を見る