フェラーリのキミ・ライコネンは、イギリスGP期間中に発生したトラブルはシルバーストンだけのものではないと主張している。また、チームメイトのセバスチャン・ベッテルは、レースでは強さはなかったものの、フェラーリのパフォーマンスの低下は一時的なものであると言う。
シルバーストンでのライコネンは予選、決勝ともに5位。ベッテルはギヤボックス交換による5グリッド降格のペナルティを受け、11番手からスタートし、9位でレースを終えた。ふたりの獲得ポイントは合計しても12ポイントにとどまり、今季最も低調な成績となった。
シルバーストンでのインシーズンテスト中に、ライコネンは多発したトラブルについて以下のように語っている。
「今回のテストではいつもどおりの仕事に取り組んでいて、いろいろなことを試し、良い部分を探ろうとしている。このサーキットでは多くのダウンフォースが必要になるけれど、シルバーストン特有の問題が出たわけではなく、全体的に足りないところがある。次のハンガリーのほうが間違いなくマシンに合うはずだ。優勝を狙えるほど良いかって? それは様子を見てみよう」