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投稿日: 2016.07.23 16:38

会見ピックアップ:大御所たちは過密スケジュールに「限界を超えている」と悲鳴


F1 | 会見ピックアップ:大御所たちは過密スケジュールに「限界を超えている」と悲鳴

 ハンガリーGPの金曜会見は、チーム代表からエンジニアやパワーユニットメーカー代表まで、よく言えばバラエティに富んでいますが、少々まとまりのないメンツに記者たちも、どんな質問が適切なのかと迷いが見える展開となりました。

 もちろん最も注目を集めたのは前列中央に座ったザウバーのモニシャ・カルテンボーン代表ですが、発表されたばかりのチーム買収については詳細を語ることができず、通りいっぺんの内容にしかならないのは目に見えていたので、記者たちも早々に退散。

 そして、7月は5週間で4戦、カナダGPから数えれば8週間で6戦というハードスケジュールの真っただなかに「こんなスケジュールは分別あるものだろうか?」という質問が各チーム関係者へ投げかけられます。

 ハースのギュンター・シュタイナー代表は「うちは新規参戦当初から、ずっとバタバタで駆け抜けてきたから、別に変わらない。6週間に6戦やっていたら、あっという間に歳をとるだろうけど、それよりはマシだよ」と、どうせチームの忙しさは変わらないと余裕の構え。トロロッソのテクニカルディレクター(TD)であるジェームス・キーは「年間21戦もあるんだから、とりわけシーズン中盤に密集するのは当たり前のこと」とクールな回答。


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