優勝争いは、ここまでのペースを見る限り、メルセデスとレッドブルの2チームに絞られたと考えていいだろう。パワーエフェクトが大きいホッケンハイムでも、予選でメルセデスにコンマ3〜4秒差と迫ったレッドブルのダニエル・リカルドは「ロングランはブダペストのときより少し良かったから不可能じゃない。できれば、スタートで前に出たい」と意気込んでいる。だが、スタート時に装着するQ2でベストタイムを刻んだときのタイヤは、ほとんどのドライバーが1回しかアタックしていないタイヤであるのに対して、リカルドは2回アタックしており、3周古い状態となっている。これが、どのように影響してくるか。

 なお、ルイス・ハミルトンは土曜日のフリー走行3回目に、ピットレーンでグロージャンと接触しそうになり、アンセーフリリースでレース審議委員会に呼び出された。事情聴取と映像を精査した上で、メルセデス・チームに1万ユーロ(約114万円)の罰金。ハミルトン自身へのペナルティは回避された。ハミルトンは今季すでに2回の戒告を受けており、累積で3回目となれば、10グリッド降格のペナルティを受けることになってしまう。

 ピット戦略について、ピレリは「2ストップと3ストップが混在するだろう」と予測。ちなみにトップ10でスーパーソフトのニュータイヤを残しているのは、メルセデスとレッドブルの2チームだけだ。

 気になる日曜の天気予報は終日、晴れときどき曇り。ただし、雷雨の確率は15%となっている。

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