2016年F1ドイツGP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンは6位だった。

 
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=6位
 これといった出来事もなく、ひどく淡々とした退屈なレースだった。スタートでは少しホイールスピンをさせすぎて、セバスチャン(・ベッテル)に抜かれてしまった。タイヤが新しいうちはクルマのフィーリングも悪くなかったが、すぐにアンダーステアやオーバーステアが出始めた。つまり、全体としてグリップが足りなかったということだ。
 
 最後のスティントでは燃料もセーブしなければならず、ただ走っているだけの状態になった。あらゆる領域でクルマを改善する必要があるのは明らかで、特にダウンフォースが強化されれば、ずいぶん楽になるだろう。
 
 チーム全員がもっと良いレースをしたいと望んでいるし、本来居るべき位置にいられないのは精神的につらいものだが、僕はチームを信頼している。望ましい位置に到達するには、多少の時間とハードワークが必要だ。僕らにとって重要なのは、チームとして仕事をして、進歩していくことだ。

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