これまでF1を走ったニュージーランド人は8人いる。先駆者であるブルース・マクラーレン(マクラーレンの生みの親)やニュージーランド人最多勝のデニス・ハルム、そして1966年ル・マン24時間レース優勝者のクリス・エイモンらが活躍していた時代はオーストラリアGPはF1のカレンダーに組み込まれていなかった。

 ハートレー以前、最後にF1を走らせたニュージーランド人ドライバーはマイク・サックウェル。彼の最後のレースは1984年ドイツGPだが、オーストラリアGPがカレンダーに加わったのは、その翌年の85年だ。つまり、ニュージーランド人のF1ファンが母国人ドライバーを応援するには、長い旅を強いられた。

 メルボルンとニュージーランドの主要都市は飛行機で3時間ちょっと。ちょうど日本と上海ぐらいの距離ということで、多くのニュージーランド人ファンが押し寄せたというわけだ。

ニュージーランド人のブレンドン・ハートレー

 ちなみにトロロッソ・ホンダのTシャツを着た紳士の横にいるのはご夫人で、「私もニュージーランド人だけど、ルイス(・ハミルトン)のファンなの」とメルセデスのTシャツを着ていたが、2人の応援するドライバーは、それぞれ悔しい思いをする結果に終わった。次戦以降の奮起に期待したい。

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