☆☆☆☆ セルジオ・ペレス

2018年F1第4戦アゼルバイジャンGP 3位表彰台を獲得したセルジオ・ペレス

 16年最初のバクー予選2番手、ギヤボックス交換による7番グリッドから3位へ。それを思い出させるFP1、SSタイヤで3番手発進はイニシャル・セットがまとまり、メルセデスPU設定も順調な証。スタートから混乱に巻き込まれても、マシンに自信があるときの彼はリヤタイヤを十分にケアしながら展開を読む。土壇場で得た3位ポジションをベッテルから守り抜き8度目の表彰台、よみがえったフォース・インディア。

☆☆☆☆☆ バルテリ・ボッタス

2018年F1第4戦アゼルバイジャンGP バルテリ・ボッタス

 ここまで昨年モナコGPから18戦連続入賞、ハミルトン29戦記録には及ばなくても続けていた。それが首位走行中のパンクで止まった。デブリを前輪で踏むと、その突起部分が起き上がるようになって後輪に刺さる。

 これは公道レースなどで過去にあった実例だ。まったく不運としか言いようがない。SSタイヤで40周をカバー、ハミルトンのようなロックアップもなくペースは完璧。SC解除されたとき、ベッテルの攻撃をセンター・ラインで反応してしのいだのも完璧。ただデブリという“小悪魔”に、4勝目を完全破壊された。

☆☆☆☆☆ シャルル・ルクレール

2018年F1第4戦アゼルバイジャンGP シャルル・ルクレール

 ドライバー・オブ・ザ・デイ、受賞の内訳は1位ルクレール16%、2位ボッタス11%、3位ベッテル10%で獲得。モナコ出身ドライバーとして50年モナコGPにルイ・シロン(50歳)がマセラーティで3位入賞、58年ぶりにルクレール(20歳)がアルファロメオ・ザウバーで6位に。

 金曜から正しいラインをつかみ、昨年のザウバー・ベストタイムを2秒以上も短縮。これはPUの違いだけではない、彼自身のドライビング力だ。予選でもアロンソに0.055秒差の14番手、細かなデータだがセクター1(5コーナー手前46m)で8位の224.9KMHをマーク。

 レッドブル勢より高い速度で突っ込んでいたのだ。トーイングも巧く使い、フィニッシュラインでは2位の338.8KMHマークをマーク。そして混乱レースでアロンソと競り合い、自力で6位入賞、モナコ育ちは公道コースに強いのか。来月の母国モナコGPを注視してみよう。

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