昨年のスペインGPにも観戦に来ていたというギョアキンくんを見たマクラーレンのスタッフが驚いたのは、彼が着ていたウェア。なんと昨年のマクラーレン・ホンダ製だったからだ。このままでは写真や映像などの素材をマーケティング活用できないと判断したチームは、すぐさま子供用の今年のウェアを用意し、プレゼントした。
準備が整ったところで、マクラーレンのモーターホームであるブランドセンターに入場。待ちに待ったアロンソと対面する。
このあと、ギョアキンくんは両親とともに、レース直前にはガレージにも入ることを許可され、F1マシンを間近で見て大興奮。さらに目の前には、なんとアロンソの父親のホセ・ルイスが。これには興奮を通り越して、ちょっと緊張気味。
そして、何よりのプレゼントはこの日、アロンソが披露した激走。8位入賞は現在のマクラーレンの力を考えれば、ほぼ完璧なレースだった。
もしかしたら、これが最後のF1スペインGPではないかと言われているアロンソ。もし、そうなれば、ギョアキンくん一家にとって、貴重な経験となるに違いない。
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