予選でガスリーが自身3戦ぶりとなるQ2進出。チームとしては第3戦中国GPでハートレーがQ2に進出していたが、そのときのハートレーはQ2最下位の15位だったのに対して、今回のガスリーは12位だった。タイムも中国GPのハートレーがトップ10から約0.8秒離されていたのに対して、スペインGPのガスリーは約0.3秒だった。

 第2戦バーレーンGPで4位入賞を果たしたトロロッソ・ホンダだったが、翌戦の中国GPで謎の失速。原因ははっきりとしないまま、続く第4戦アゼルバイジャンGPでも満足のいく走りができなかった。

 それがスペインGPでは明らかに改善していた。それは、予選後のガスリーのコメントにも表れていた。

「中国とバクーで苦しんだけど、今回ようやく以前のパフォーマンスを取り戻せたと思う。まだパフォーマンスを十分に引き出せてはいないけど、以前よりも前進できたことが何よりも良かった。いくつかいい答えが得られたことは、チーム全員にとって励みになる」

 しかも、ヨーロッパラウンド初戦のスペインGPは第2の開幕戦とも呼ばれ、多くのチームがアップデートしてきた。そのような状況の中で、トロロッソはあえてアップデートパーツを投入しなかった。

「僕らにとって一番大事なのは自分たちのパッケージを理解することだった。スペインGPの週末では、セットアップに関して、前よりもうまく機能させることができた」(ガスリー)

 つまり、トロロッソのマシンにはまだ隠されたポテンシャルが残されており、今後のマシンのアップデートによっては、マシンはさらに速くなる可能性が残されている。それがトロロッソ・ホンダがスペインGPで得たポジティブな結果だった。

トロロッソ・ホンダ辛口コラム スペインGP編:現状を打破するためにはクビカを乗せるしかない

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