■サハラ・フォース・インディアF1チーム
エステバン・オコン 予選=6番手
とてもハッピーだよ。今日の僕らはチームとしての強さを証明し、モナコの6番グリッドを手に入れたんだ。1年の中でも最も重要な予選だし、明日はポイントをたくさん獲得できる可能性が十分ある。
チームは毎レース、アップデートを持ち込み、マシンを改善するために、懸命に努力してきた。それが効果を生んでいるんだ。
Q3でのラップは週末を通してのベストという感じではなかったが、マシンはよく機能していて、いいラップタイムが出た。明日、長い道のりが残っているから、まだ有頂天になってはいないよ。レースで、トラブルを避けつつマシンを無事に持ち帰るという仕事をやり遂げなければならない。
■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=7番手
FP3で15位だったので少し心配になった。バランスが理想的ではなく、ペースが悪かったからだ。でもチームの皆が予選前にマシンに大きな変更を加えてくれて、それがうまくいった。一か八かのような部分もあったが、すべてがうまくいった。
今日の予選はストレスが大きかった。トラフィックが多いなかで、タイヤがフレッシュな時にうまく1周をまとめなければならず、その後は自分のタイムが十分なのかどうか、状況を見守る。神経が張りつめる、とても難しい時間だった。
明日は長いレースになるだろう。ウォールに当たらないよう気を配りながら、できるだけいい結果を持ち帰らなければならない。まずはオープニングラップでポジションを落とさないようにして、戦略を活用してうまく戦う必要がある。
レースではタイヤがカギになる。ハイパーソフトはデグラデーションがとても高いから、なんとかうまく労わって走らなければならない。
とても難しい週末を過ごしてきた。FP1ではブレーキトラブルで走行時間を失い、FP3ではマシンのハンドリングがとても変だった。リヤとフロントがちぐはぐな感じで、低速コーナーではリヤに、高速コーナーではフロントに問題があった。そういう状態を解決するのは難しい。
だが、ギャンブルをしてセッティングを大きく変え、予選に臨み、マシンのハンドリングを確認してみた。すると走り出してすぐに、全く違うマシンのように感じ、ハンドリングが良くなっているのが分かった。おかげで自信を持って攻めることができた。7番手を獲得できて、とてもうれしい。