■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=4位

2018年F1第6戦モナコGP キミ・ライコネン

 ずっと何も起こらず、とても退屈なレースだった。このサーキットでは、皆がピットストップを済ませてしまった後は、トップのドライバーがペースを決めて走り、それが1周4秒も遅いペースでも、前のドライバーが大きなミスをしたり、タイヤが終わったりしない限り、抜くことはできない。

 今日は最初から最後まで全車がつながって走っていた。僕はタイヤマネジメントに苦労しておらず、すごくいい状態だった。最初のセットでは少しグレイニングが出たけれど、それ以外は何の問題もなかった。

(バルテリ・)ボッタスがすぐ後ろを走っていたが、全く心配していなかった。僕らには速さがあったから、簡単に前のマシンに近づいていくことができたと思う。ただ、オーバーテイクすることは不可能だった。

 ベストを尽くし続けたが、優れたペースがありながら、それを活用することができなかった。4位で満足することはできない。それでも毎戦、何かを学習していくつもりだ。

■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 決勝=5位

 モナコでは時にいろいろなことが起こり得るが、何も起こらないこともある。今日は何の波乱もないレースだった。

 セカンドスティントにスーパーソフトタイヤを履くというのは正しい選択だった。ウルトラソフトよりもうまく機能したと思う。ファーストスティントではタイヤの性能が落ちてきて、とても苦労したが、セカンドスティントはうまくいき、前のグループにプレッシャーをかけることができた。彼らよりも僕の方が速かったけれど、やれることはなかった。ペースに差があっても、ここではオーバーテイクは不可能なんだ。

 今週末は苦労するだろうことは予想していたが、そのとおりになった。それでもうまくダメージを最小限に抑えることができたと思う。予選5番手だったことでレースを楽に戦うことができなかったので、今日のマシンではこれが精いっぱいの結果だろう。

 モントリオールでは僕らのマシンはもっと高い戦闘力を発揮するはずなので、次はいい結果を出したいね。

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