ハースはまた、新スペックとなるフェラーリ製パワーユニットにも期待を寄せている。ただし、その進化は最小限にとどまるようだ。

「すでに高度に開発されてきたエンジンなので、アップグレードは小規模になるだろう」とシュタイナー。

「大幅な進化を望むのは難しいが、フェラーリがアップグレードするときには実際にパワーも増強されてきた」

 モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットは、ブレーキへの影響が大きいコースとしてよく知られているが、これはチームにとっても、そしてこれまでマシンのブレーキング性能に満足できたことの少ないロマン・グロージャンにとっても難題だといえる。

 シュタイナーは、70周を走るカナダGPでマシンのブレーキング性能を維持し続けるためには何が必要なのか、以下のように説明した。

「寿命の長いブレーキを使うことだ。普通よりもブレーキングで劣るかもしれないが、レースを最後まで戦うためにはより長い寿命が求められるのだ」

「それから、オーバーヒートさせないための冷却も行なわなければならない。オーバーヒートしてしまったらゴールまでたどり着けない」

「良いブレーキのパッケージとは、一貫性のあるものだ。ブレーキが次にどう作動するか、常に予測することができる」

「今年のマシンにはそれがある。ふたりのドライバーに聞いても、ブレーキに満足していると答えるだろう。コーナーでのブレーキングでどうなるか、彼らは身をもって分かっているからだ」

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