(3)2019年は1.5秒遅くなっても、オーバーテイクは増える(はずですか)

 また朝令暮改です。17年からスピードアップ化をめざし、空力面の規制緩和を実施。コースレコードが次々更新されたもののオーバーテイク激減と騒がれると、19年から再び“規制強化”に。

・フロント・ウイング ⇒ 幅200cm(20cm増)、シンプル形状化。
・バージボード ⇒ フィン、スリット、スプリッターETC類を制限。
・リヤウイング ⇒ 2cm高く、10cm幅広く、DRSオープン・ギャップ85mmに(20mm増)。

 ダイナミック・ダウンフォース発生量を減らす。後方乱流を抑える。接近能力を0.8秒以内まで可能にする。そしてDRS使用時の速度向上を促進。これが19年空力規定改訂案のようで想定ではラップタイム1.5秒遅くなっても、オーバーテイクは増える(はず?)。アップデート開発中のエアロパーツの賞味期間はあと半年。いっそ『ウイングカー(グランド・エフェクト)』に回帰したらどうでしょう。

(4)超高速化オーストリアGP、ラップタイムは1分切る(!?)

マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム
マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム

 MotoGP第11戦オーストリアが開催されるレッドブル・リンクで、6月5日MotoGPホンダのエース、マルク・マルケスがトロロッソF1をドライブ。かつてバレンティーノ・ロッシがフェラーリ、ホルヘ・ロレンソがメルセデスのマシンを経験したが、まさかブレンドン・ハートレーのシートを“意識”したテストではないでしょう。

 さて昨年レッドブル・リンクではハミルトンがPP1分04秒251、16年予選Q2ベスト1分06秒228を1.977秒短縮。さあ今年はラップ64秒台から何秒速くなるか、限りなく60秒台に迫るか。超高速ショートコース、平均スピードはシルバーストンを超え、目まぐるしい71周に……。

(5)6戦で3チーム×2勝ずつ、87年以来の拮抗・三つ巴パターンに

それぞれ2勝を上げているルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド

 モナコGPにレッドブルのリカルドが2勝目、メルセデスのハミルトン、フェラーリのベッテルと並んだ。この序盤展開は、そう、87年までさかのぼります。初戦&第3戦=マクラーレンのアラン・プロスト、第2戦&第6戦=ウイリアムズのナイジェル・マンセル、第4戦&第5戦=ロータスのアイルトン・セナが勝利。でもシーズン覇者は彼らではなく、第8戦ドイツGPでやっと1勝目をものにしたネルソン・ピケでした。チャンピオンシップの行方はこれくらい波瀾万丈であってほしいものです。

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