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F1 ニュース

投稿日: 2018.07.09 21:03

F1第10戦イギリスGP決勝トップ10ドライバーコメント

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F1 | F1第10戦イギリスGP決勝トップ10ドライバーコメント

■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝8位

2018年F1第10戦イギリスGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)とケビン・マグヌッセン(ハース)

 とてもいいレースだったと思う。セーフティカーが2回入ったことで状況が変化し、ファンにとって素晴らしいショーになったんじゃないかな。

 普通のレースで8位なら喜ばしいけれど、セーフティカーが出動し、終盤、僕らはイエロータイヤ(ソフト)を履いていて、ピットインしていないマシンもいた。つまりレース終盤にはタイヤの面で僕らに明らかにアドバンテージがあったのだが、トラフィックに引っ掛かっていたために、それをうまく生かすことができなかった。

 ケビン(・マグヌッセン)がターン7で僕をコース外に押し出した。あれがなければ、エステバン(・オコン)やニコ(・ヒュルケンベルグ)を相手に6位争いができたと思う。でもケビンにペナルティが出なかったから、最終ラップに自力で彼を抜いた。

 今回もチームのためにポイントを稼げたことはよかった。でも今後は純粋に自分たちのパフォーマンスによってこの位置をつかめるようになりたいものだ。

 僕らは週末のなかで土曜の予選で一番苦戦し、パフォーマンスが振るわないが、日曜の決勝になるとルノー、フォース・インディア、ハースと同じグループで走れる。だから予選パフォーマンスを向上させる必要があるんだ。

(マグヌッセンの走りについてCrash.netに語り)ケビンはターン7で僕をコース外に押し出した。僕はアウト側を走り、通常のラインに戻ってくるとグラベルに押し出された。バトルの際には相手にスペースを残すという決まりがある。それを守らない者がいるというのに、何の対処もなされない。

 彼はいつもどおりアグレッシブだった。でも今日のFIAは寛大だった。ああいうケースでは99パーセントがペナルティを科されるか、ポジションを戻すよう言われる。でも今日は(スチュワードは)そういうアプローチを取らなかった。僕らはそれを受け入れなければならず、自力でコース上で彼をオーバーテイクした。

■ハースF1チーム
ケビン・マグヌッセン 決勝=9位

僕は2ポイントを獲得した。ともあれ、大事なのはそこだ。今日のところは、これ以上は無理だった。もっといい結果を残せたかもしれないし、そうなって然るべきだったが、結果としてこの位置だ。それでもポイントは獲った。

■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=10位

2018年F1第10戦イギリスGP セルジオ・ペレス(フォース・インディア)とピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)

 今日のレースについては、あまりハッピーとは言えない。スタート直後の出来事で、僕のレースは台無しになってしまったからだ。前方で起きたアクシデントを避けようとしたらリヤエンドが流れ出し、スピンして、いきなりフィールドの最後尾に落ちたんだ。

 ただ、その後のペースは良かった。いいペースで走れたし、かなりの台数を抜いてきた。そして、2度のセーフティカーもうまく生かして、ポイント圏内まで挽回できた。

 残り2周になったところで、(ピエール・)ガスリーにコース外に押し出された。僕は彼に十分なスペースを与えていたのに、それでは足りなかったようだ。結果として接触が起き、僕はひとつ順位を失った。あれはフェアな追い越しではなかったと思う。FIAがアクションを起こして、レース後にガスリーにペナルティを与えたことに感謝するよ。おかげで最後の1ポイントを取り戻すことができた。

 こうしてトリプルヘッダーが終わったので、とりあえず休息を取りたいね。その後で、この3連戦についての分析をして、ドイツに向けて十分な準備をしたい。


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