■ルノー・スポール・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=6位
とてもハッピーだ。ポジティブな一日だったね。このサーキットでは、これ以上の成績は望めなかったと思う。いいスタートを決め、1周目も着実に走って一気に6番手まで浮上した。ターン2と3でかなりの混乱があり、そこをうまく切り抜けられたおかげで、ずいぶんポジションを稼げたんだ。
それ以降は、タイヤとレースそのもののマネジメントの勝負だった。ピットストップではハードタイヤを選んだ。これはちょっとペースが遅かったかもしれないが、とにかく1ストップで最後まで行きたかった。
全体としては、いいレースができた。終盤にはレッドブルの1台(マックス・フェルスタッペン)がスピンして、もうひとつポジションを上げることができたしね。チームのために8ポイントを獲得できて良かった。
今日の結果にはとても満足している。厳しいレースだっただけに、7位に入れてうれしい。セーフティカーのおかげで、ずいぶん苦労をさせられた。リスタートの時にはタイヤがすっかり冷えていて、終盤にフェルナンド(・アロンソ)とケビン(・マグヌッセン)を抑え続けるのは、本当に大変だったんだ。フィニッシュまで激しいバトルが続いて、精神的にものすごく疲れたよ。
先週オーストリアでかなりのポイントを稼いだ後、ここでさらに得点を追加できたことが重要だ。クルマは良くなってきたし、いいレースができているから、ハードワークを続けてきたチームのみんなに「ありがとう」と言いたい。これからもプッシュし続ければ、結果はついてくると思う。