ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターも、ガスリーの「0.9秒」発言に対しては、「ストレートで0.9秒失っているのは、事実です」と、数値は認めながらも、それがすべてではないとも語った。

「イギリスGPのレース後、ドライバーも含めたチームのミーティングでも話し合いました。ただ、いかにタイムを出すかというのはチームによって考え方が違って、それによってエアロパッケージも変わってきます。したがって、サーキットの1部分(ストレート)の速さだけを見て、コンマ9秒遅いというのはちょっと違うということは、チームのみんなも理解しています」

 ドイツGPの予選でガスリーの最高速は時速317.9kmで13位だった。しかし、4コーナーの立ち上がりにあるセクター1の通過スピードは時速216.0kmで最下位だった。つまり、トロロッソのマシンには低速コーナーの立ち上がりでのトラクション不足という問題も抱えているのである。

 ドイツGPは21戦中6番目のパワー感度が高いサーキット。そこでフェラーリ勢のハースとザウバーが好調だったことは、フェラーリPUの性能によるところが大きいことは間違いない。そして、ホンダが依然として3社の後塵を拝していることも事実だ。

 だが、パワーユニットは単体では性能は発揮できない。車体に搭載して初めて性能を発揮する。メルセデスやフェラーリが強い理由のひとつは、その点をきちんと理解してマシン開発を行っているから。トロロッソはワークスチームとしてのアドバンテージをまだ活かしきれていない。

本日のレースクイーン

月島奈々つきしまなな
2026年 / D1グランプリ
Repair create GR garage 西風新都 Resultjapan レースアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.2 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画第2弾!
    ニッサンZのコクピットに坪井翔と野尻智紀が潜入

  • auto sport

    auto sport 2026年12月号 No.1626

    特集 GAME CHANGER
    一夜にしてカテゴリーの趨勢を塗り替えた
    名車・名プロジェクト

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円