2018年F1第15戦シンガポールGP ロマン・グロージャン、ストフェル・バンドーン
2018年F1第15戦シンガポールGP ロマン・グロージャン、ストフェル・バンドーン

 今回フェラーリへの抜擢が決まったザウバーのシャルル・ルクレールも、当初はハースへの移籍が確実視されていた。その場合は当然、グロージャンが放出されるはずだった。

 ルクレールの移籍がなくなったあとも、フェラーリは同アカデミー出身のアントニオ・ジョビナッツィを何とかF1デビューさせるべく、ザウバーかハースのいずれかに押し込もうとしている。

 しかし少なくとも、ハースの可能性はなさそうだ。というのもグロージャンのチーム内の評価が、シーズン後半戦以降、急上昇しているからである。

「とにかく一発が速い。それに加えて、ここ数戦はレースも非常に安定している。イタリアGPはロマンだからこそ、6位に入れた。今回のシンガポールGP予選の8番グリッドも、素晴らしいのひとことだ」と、現場エンジニアもべた褒めだ。

 対照的にケビン・マグヌッセンの評価は、下がるばかり。
「純粋な速さで負けてるだけでなく、マシン性能を100%使い切れていない。ドライバー選択は首脳陣の仕事だけど、正直ケビンだけが残るとしたら、現場はちょっときついね」

 ハースはフェラーリからの要求に極力応じない姿勢を見せていることもあり、グロージャンの2019年シーズンの残留はほぼ決まりと考えてよさそうだ。

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