2018 シンガポールグランプリ決勝

メルセデスのルイス・ハミルトン、ハイパーソフト-ソフトと繋ぐ1ストップ戦略で、

恒例のセーフティーカー登場となったシンガポールグランプリを制す

広範囲に渡る戦略が展開され、全3種類のスリックコンパウンドが使用された

ハイパーソフトで、ラップレコードが3秒以上短縮

2018年9月16日、シンガポール
 ポールポジションからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンが、1ストップ戦略でシンガポールグランプリを制しました。ハミルトンは、他のトップ10グリッドのドライバー同様にP Zeroピンク・ハイパーソフトタイヤでスタートしました。

 ハイパーソフトは、金曜日と土曜日の走行で、ウルトラソフトよりもラップあたり1.5秒以上速い性能を示していました。15周目にソフトへ交換したハミルトンは、ウルトラソフトへ交換したライバルたちよりも速いペースでトップを維持し、フィニッシュまでアドバンテージを維持しました。

 スタート直後に発生した4周のセーフティーカー導入によって、ハミルトンを含むハイパーソフトでスタートしたドライバーたちは、第1スティントの周回を稼ぐことができました。

 数多くの戦略が試行された中、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ハイパーソフト-ウルトラソフトと繋ぐ1ストップ戦略で3位を獲得しました。2位を獲得したレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ハミルトンと同じ戦略を採りました。

 フェルスタッペンのチームメイト、ダニエル・リカルドは、ハイパーソフト-ウルトラソフトと繋ぐ戦略を活かし、レース終盤に卓越したスピードを示しました。ウルトラソフトでスタートしたドライバー中の最上位は、11番グリッドからスタートして7位を獲得したマクラーレンのフェルナンド・アロンソでした。

 レースのファステストラップは、ハースのケビン・マグヌッセンによって記録されました。このタイムは、これまでのラップレコードよりも3秒以上速いものでした。

 シンガポールグランプリでのセーフティーカー導入率100%という記録は保たれたものの、今回のセーフティーカー導入によるレース戦略への影響は限定的でした。

ピレリカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント

「予測通り、シンガポールは長く、複雑で厳しいレースとなりました。セーフティーカー導入率100%の記録も維持され、複雑なレースに新たな戦略的要素が加えられました。トップ10グリッドの全ドライバーがハイパーソフトでのスタートとなり、数多くの戦略が展開されました」

「ハイパーソフトは、レース序盤に素晴らしいスピードを示した反面、より硬いコンパウンドで長いオープニングスティントを走行したドライバーにトラックポジションを明け渡すリスクを含んでいました」

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