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F1 ニュース

投稿日: 2016.09.01 07:21
更新日: 2016.09.01 07:27

「名人芸」見せたアロンソが唯一の満点:英誌全ドライバー評ベルギーGP編

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F1 | 「名人芸」見せたアロンソが唯一の満点:英誌全ドライバー評ベルギーGP編

■「アロンソは自分より速い車と戦い、不可能と思われた入賞果たす」

 今回10点満点の評価がなされたのはアロンソひとりだった。アロンソはアップグレードされたパワーユニットにトラブルが続き、予選で1周も走ることができず、最終的にエレメント交換により60グリッド降格のペナルティを受けて最後尾22番グリッドからスタートした。

 しかしスタート直後の事故やクラッシュによる赤旗などによって訪れた、ポジションアップのチャンスを巧みに生かし、最終的には7位入賞を果たした。

「アロンソは、見事な名人芸という他ないパフォーマンスを発揮した。最後尾グリッドからのスタートだったため、ポイント獲得のチャンスは皆無だと考えられていた。しかし序盤の混乱を巧妙に避け、幸運を戦略に生かして4位まで上がった」と寸評に記されている。

「その後、自分より速いマシンを相手に大変な困難を強いられながら、ポジションを守るために必死に戦った」

「ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、セルジオ・ペレスには抜かれてしまったものの、フェラーリ1台(キミ・ライコネン)と2台のウイリアムズに、彼らよりも遅いマシンで勝ってみせた」

2016年第13戦ベルギーGP ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)
2016年第13戦ベルギーGP ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)

 チームメイトのジェンソン・バトンは予選Q3に進出、9番手を獲得。しかし決勝では1周目にパスカル・ウェーレインに追突され、早々にレースを終える結果になった。

「ホンダエンジンが大きくアップデートされたものの、ベルギーでのMP4-31はトップ10に入れる力を持ったマシンではなかった。それにもかかわらず、バトンは自身で『キャリアベストのひとつに入る予選ラップ』と表現するほどの渾身の1周で、9番グリッドを確保した」

「彼は決勝で非常にいいスタートを切ったが、不運にもラ・スルスでポジションを落とし、レ・コームでケビン・マグヌッセンと激しいバトル中にウェーレインにヒットされ、早々にレースを終えなければならなかった」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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