「ストフェルはあの場で戦う才能を持っているだけに残念だが、F1とはそういう場所なのだ。ドライバーはいわばティッシュペーパーのようなものだよ。良いときには使われるが、使えなくなったとたんにお払い箱になる」

 現在61歳のブーツェンは、レース引退後にモナコで航空事業を立ち上げて大成功を収め、現在も経営側の立場にある。そのブーツェンからは、バンドーン自身の物事の考え方がある時点で大きな打撃を受け、そのために自信が揺らいでしまったように見えている。

「期待通りに物事が進まなくなったときから、自分に対して疑問を持ち、くよくよと悩むようになってしまう」とブーツェンは説明する。

「だが私は、ストフェルは転向先のフォーミュラEで勝ち始めれば精神的に強くなるだろうし、そうすればF1に戻ってくることも可能だろうと考えている」

「一度F1に来た男に二度目がないと思うかい? 今後は彼次第だよ」とブーツェンは付け加えた。

 バンドーンは2018年末に開幕するフォーミュラEの第5シーズンに、メルセデスと提携するHWAレースラボから参戦し、自身のキャリアにおける新たな一歩を踏み出すことが決まっている。

 また、バンドーンはメルセデスF1チームの拠点であるブラックリーでシミュレーター作業を担う可能性もある。そうなれば、彼はF1との接点を保ち続けることができるだろう。

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