更新日: 2018.11.15 13:02
【ブログ】ペナルティは消化できても、遺恨は消化できないのです…/F1自宅特派員 ブラジルGP編
そしてついに、このレースのメインディッシュ。
ライコさんがボッタスさんを、そろそろ抜けるのではないかと、なにかと視線が忙しい44周目。
タッペンさんとオコンさんが、まさかの接触!
いや本当にまさかここで、スピンオフ。
タッペンさん、ハミルトンさんに先に行かれましての、痛恨の2番手でございます。
たぶん、いやきっと、絶対に怒っているよね、タッペンさん。
『激おこ』ならぬ『激オコン』
別の意味でも、盛り上がってまいりました。
そしてライコさん、画面に映りませんでしたが、無事ボッさんを抜いておりました。
ボッタスさん、今回はひたすら防衛しまくるレースですなあ……。
ベッテルさん、案の定リカルドさんに抜かれての6番手。
54周目には、2ストップを選択しての、7番手復帰でございます。
そしてベッテルさんの前を行く、ルクレールくんは、来季のチームメイト。
ザウバーはフェラーリエンジンでございますが、譲ってくれる気配はなく。
うふふふ、もうすでにライバル関係ははじまっているのかもしれませんね。
いいぞいいぞ、そうでないと。
わたくし、こういうの大好物でございます。
話題のオコンさんは、タッペンさんとのアレで10秒のストップ&ゴーペナルティ。
……ペナルティはレース中に消化できても、遺恨は消化できないんですけどね。
ボッさんは2度目のピット後、ベツさんの前、5番手に復帰。
マクラーレンズは、仲良くブルーフラッグをぶっちぎり、リカルドさんは、ファステストでライコさんに迫ってきております。
ハミさんのタイヤもどえらいことになっておりますが、タッペンさんとハミさんは3秒差。ちときびしいかな。
きっと今、タッペンさんの頭の中は、これから1人で殴りに行こうか~♪な状態なんだろうなあ(※妄想)
タイミングよくトラフィックがたくさんいて、ライコさん大丈夫かなあと心配いたしましたが、
無事ファイナルラップを終えられての、3位でございました。
いやあ、あぶなかった。本当に、危なかった。
レース後、車に感謝するハミルトンさんの図は美しかった……。
対照的に、なにかを探るような野生のタッペンさん。
あれ絶対オコンさんを探してますよ。
後にオコンさんをどつくタッペンさんを見ましたが、オコンさんもまた挑発気味で、悪い子だなあ(笑)
せんせーい! 社会奉仕のペナルティ、オコンさんも一緒に公園掃除にでもいけばいいと思いまーす!
これは私論なんですが(いつだって私論)
アメリカGP時、ハミルトンさんが腰引けながら、タッペンさんを抜こうとした(結果オーバーラン)時を思い出してほしいのです。
あのときは、ぶつけられるリスクがあって、ハミルトンさん超怖い思いしながらだったと思うのですよ。
なんたって、相手が、あのタッペンさんだから。
タッペンさんも、皆が自分に遠慮すると思うのは危険なんだよと、リスクでかいんだよと、わかっていただきたい。
今回痛い目にあっちゃったけど、またひとつ大人になってくれるといいなあ。
まあでも、やられたらどつきかえす人でもあると、今回、また世に知らしめたわけで。
喧嘩売られるのは、少なくなるかもしれませんな。わっはっは。
後は、どつきな2人の前後で、見ないふりするハートレーさんと、ただ見ているだけのボッタスさんがツボでした。
表彰台で、サンバなお姉さんたちと踊るハミルトンさんを、棒立ちで見守るライコさんの図も、とてもよかった。
あれもしかしてブラジルGP、レース後が一番おもしろかった……?
まあ、そんなときもありますよね。
次戦は、最終アブダビGPでございます。
チャンピオンシップもコンストラクターズも決まってしまいましたが、まだドライバー順位がありますよ!
最後まで楽しみましょう。
それではまたー。
ホンマ ナオコ