「ルノーが恐れていることは、ゴーンの逮捕そのものではなく、ゴーンによって築いて来た日産との関係になんらかの変化が起きることだ。なぜなら、日産からの配当はルノーの重要な資金源だからだ。だから、いまは問題がなくても、今後両者の関係に変化が起きた場合、いままで同じようにF1活動が続けられるかどうかは疑問だ」

 近年の自動車業界の不祥事としては、2015年9月に発覚した『フォルクスワーゲン・グループによる排ガス規制逃れ事件』がある。

 フォルクスワーゲン・グループに属するアウディはこの事件の翌年も世界耐久選手権に参戦し続けたが、2016年シーズンの終盤、突然LMP1プロジェクトからの撤退を発表した。20年に渡って耐久レースを戦い続けてきたアウディの撤退は、チーム関係者にとっても寝耳に水の決定だった。

 もちろん、今回の事件はまだ捜査中であり、ゴーン容疑者にかけられた嫌疑の真偽はこれから明らかになる。ただし、たとえゴーン容疑者が無実となったとしても、今回の逮捕劇が日本側(日産)主導で起きたことを考えると、日産とルノーの関係がこれまでと同様に続くとは考えにくい。

 2021年までの6カ年計画は今年で前半の3年間が終了した。残る3年、ルノーの計画が予定通り目標を達成できるかどうか。しかし、それを決めるのは、ルノーF1のスタッフではない。

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