だが少なくともメルセデスはチームオーダー戦略について、チームのドライバーとファンに対して常に正直でオープンだ。メルセデスには、シーズン終盤に片方のドライバーに明らかにタイトルを獲得するチャンスがあり、もう片方にはない場合以外にはチームオーダーを出さないというポリシーがある。

 一方でフェラーリのチームオーダー戦略は曖昧だ。2018年のドイツGPで、チームはライコネンに対し漠然とした指示を出している。最終的には苛立ったライコネンが、無線で「もし彼(ベッテル)に僕を抜かせたいのなら、そう言ってくれ!」と言うほどであった。

 けれどもイタリアGP予選でのフェラーリはチームオーダーの発令や戦略を立てることをせず、結果としてライコネンがポールポジションを獲得している。ベッテルはグリッド2番手からスタートし、ハミルトンとの順位争いでスピンを喫することなり、最終的にハミルトンが優勝しベッテルは4位に終わった。

 フェラーリの2019年のドライバーについてビノットは次のように語っている。

「非常に競争力のあるドライバーコンビを擁することは、問題ではなくチャンスだと考えている。セバスチャンは何も証明する必要はない。彼は我々のガイドなのだ。シャルルは自分でも指摘しているように、まだ学ぶことがある。だが彼にどれだけの才能があるかということを、我々は理解している。ふたりのドライバーがトップの座をかけて戦うという問題が起きることを、期待している」

本日のレースクイーン

松尾春菜まつおはるな
2026年 / オートサロン
EXIZZLE-LINE
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年4月号 No.1618

    新世代F1テクニカルプレビュー
    バーレーンで見えた5つのポイント

    新型GT500車両メーカーテスト
    「見えるもの。見えないもの」

  • asweb shop

    2026年のF1シーズン開幕を記念して、autosport web shopでは対象のF1新作グッズをご購入で送料無料となるフェアを開催中!

    新作アイテムはもちろん、気になっていた過去シーズンの人気商品を一緒にご購入いただくのもおすすめ。