「昨日のクラッシュが関係している」とフェルスタッペンが語ったとFormula1.comが伝えた。クラッシュの後、チームは多数のパーツを交換するなかで、ギヤボックスも載せ替えたという。
「(ギヤボックスを交換したわけだが)テストではパーツの数が限られている。2基壊れてしまうと、理想的な状況とはいえない」
「それでもチームは昨夜、素晴らしい仕事をして、マシンの準備をしてくれた。たくさんのパーツを取り寄せて、懸命に作業し、セッション開始からわずか30分でコースに復帰させてくれたんだ」
「今日あまり走れなかったことが、今後にあまり響かないといいね。僕としては、シーズンをいい状態でスタートできると自信を持っているよ」

フェルスタッペンは、自身の公式サイトにおいて「今朝、走り出せたこと自体が奇跡だったんだ」と語っている。
「パーツが足りなかったから、夜のうちにイギリスから取り寄せなければならなかった。でもギヤボックスは(2回の)クラッシュで2基壊れてしまったから、十分な数が残っていなかった」
「何かを学ぶという意味で、たくさん周回することはいいことだ。だから今日はあまりいい一日ではなかった。それでもペースの面ではとてもよかったと思う。僕らは燃料をあまり積まないで本格的にプッシュするラップを走らなかった。でもロングランではトップ3の差はかなり小さいようだ。それについては喜んでいいと思う」