ホンダが発表したとおり、スペック2のエンジンは、パフォーマンス向上というよりも信頼性改善を狙ったものであると、フェルスタッペンは強調した。
「主にエンジンの信頼性を向上させたものだ。パフォーマンスも少しよくなるだろうが、大きな向上はない」
「彼らはさらに優れたエンジンコンセプトを追求している。最初のスペックよりもアップグレード版は長持ちするものと期待している。それに最初のエンジンだってまだ使うことができるしね」
ホンダはメルセデスやフェラーリとの差を縮めつつあるが、完全に追いつくまでにはまだ時間が必要であると、フェルスタッペンは語った。
「メルセデスに近づいていると思う。でも、誰もが進歩を図っているから、よくなったかどうかの判断は容易ではない」
「僕らは今、常に最大限の結果を出している。リタイアすることなく、3位を1回、4位を2回獲得することができた。0.1秒縮めても壊れるということを繰り返すより、その方が重要な場合がある」
「決勝パフォーマンスは向上してきたと思うが、予選ではフェラーリが突出している」
「彼ら(ホンダ)がうまく機能する何かを見つけたので、それはいいことだ。それが今まで以上に努力するモチベーションになるだろう。いずれにしても彼らは常に努力しているけどね」
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