2016年F1シンガポールGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは7位を獲得、ジェンソン・バトンはリタイアに終わった。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者 長谷川祐介
 まず最初に、フェルナンドを褒め称えるべきでしょう。彼は今回もまた見事なスタートを決めて2台のトロロッソをかわしました。最終的に7位でフィニッシュし、貴重なポイントを獲得したのです。

 今週末はドライバーふたりともがフリープラクティスの間はずっと苦しんできましたが、予選からマシンが大きく向上し、一貫した優れたレースペースを発揮することができました。

 ジェンソンは不運にもスタート直後の事故に巻き込まれてしまいました。(ニコ・)ヒュルケンベルグとのクラッシュを避けようとする過程でフロントウイングとブレーキダクトにダメージを負ったのです。これによりペースが次第に低下したため、最後にはリタイアを決めなければなりませんでした。

 悲喜こもごもの結末になりましたが、フェルナンドとチームが素晴らしい結果を達成したことをうれしく思います。決勝で私たちの持つペースを示し、トップ3の下、「その他のグループのトップ」の位置でフィニッシュすることができたのです。
 

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