レッドブル・ホンダにとって、夏休み明け初戦となったF1第13戦ベルギーGPは、2つの新しい武器が投入された。
ひとつは、ドライバーラインアップ。レッドブルはハンガリーGP後に、成績が向上しないピエール・ガスリーに代えて、トロロッソからアレクサンダー・アルボンを移籍させた。
アルボンはここ数年のレッドブル育成ドライバーが金曜日のフリー走行を経験してからF1にデビューしたのとは違い、プレシーズンテストを経て、いきなりF1にデビューした。それでも、2戦目のバーレーンGPで初入賞を遂げると、第3戦中国GPではFP3のクラッシュによって予選に出場できなかったものの、最後尾からのスタートで10位入賞を果たし、非凡な才能を見せた。