ガスリーは、パワーユニットを交換する場合、グリッド降格ペナルティを受けるが、新型エンジンの力を借りて、できるだけ上位までポジションアップしたいと語った。
「今週末、どういうパフォーマンスを発揮できるのか、確認するのが楽しみだ。僕らはホンダの最新仕様のPUを投入してグリッドペナルティを受ける予定なので、エキサイティングなレースになるかもしれないよ。グリッド後方から戦って順位を上げていきたい」
「そうなると予選は僕に関してはそれほど重要ではなくなる。エンジニアとともにレースに集中し、新しいエンジンのパワーを活用してポジションアップできるよう、準備していく」
「このサーキットのレイアウトは、コーナー数が少なく、とてもシンプルだ。でも小さなウイングを装着し、ダウンフォースレベルを低くして、できるだけ高いトップスピードを出せるようなセッティングで走るので、その面でのチャレンジがある。ストレートで350から360km/hに達し、ハードブレーキングでコーナーにアプローチしていくんだ」
「低速シケインが2カ所ある。アスカリ、レズモ、パラボリカは走っていて爽快だ。低ダウンフォースのマシンだとリヤがスライドしやすいから、ドライバーにとってはかなり手ごわいレイアウトだ。他のマシンのスリップストリームを使うチャンスがあり、そこからすごいバトルが生まれる可能性がある」
「ここはトロロッソにとってホームレースだ。僕はここに引っ越してきて、イタリアで過ごす時間が増えているから、僕にとってもホームといえる。イタリアの皆と一緒にこの週末を楽しみたい」