ルノーは現在、本拠地エンストンのインフラ拡大に投資しており、商業的判断によりドライバー決定に遅れが出ているのでは、とマグヌッセンはほのめかした。

「何が起きているのが判断しづらいことがある。だがF1は商業的スポーツであり、(チームに資金を持ち込むという意味で)僕の商業的価値が他のドライバーより低いことは明らかだ」とマグヌッセン。

「僕にはとても良いパートナーシップとスポンサーがいて、彼らのサポートにすごく感謝している。でも、何人かのドライバーは信じられない額の(金銭的)サポートを受けている」
「(ルノーが)金額ではなく才能で判断してくれることを願うよ」

 ルノーは日本GPでは入賞に届かなかったものの、シンガポール、マレーシアと連続でポイントを獲得した。大きな開発が行われていないクルマでありながら、コース上での結果が上向いてきていることから、ルノーに残るのはいい選択肢であるとマグヌッセンは考えている。

「みんな興奮しているんだ。僕らのマシンは今、実質的に開発が行われていないにもかかわらず、向上が見て取れるからね」とマグヌッセン。

「前よりマシンの力を引き出せている。学習を積み、手順を改善し、ピットストップも速くなってきている。戦略もとてもうまく行き始めているんだ」

「いろいろな面で状況が整ってきている。快適に走れる、速いマシンを用意できれば、そのパフォーマンスを最大限に引き出すことができるはずだ。とても心強いよ」

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