チャンドックは、F1マシンの重さについても言及した。2004年には605kgであった重量が現在では743kgに増えており、それはラップタイムにすると5秒かそれ以上のロスにつながると彼は指摘した。

「今のF1マシンはとても重い。乗ればそう感じる。コーナーでマシンは鈍くなっており、反応が遅いと感じるはずだ」とチャンドックは語った。

「ラップタイムを補うために、彼らがやっていることというと、ダウンフォースをさらに増やして、大きなタイヤを装着することだ。それによってドライバーは楽になる」

2019年F1第20戦ブラジルGP 決勝レーススタート
2019年F1第20戦ブラジルGP 決勝レーススタート

 結果として、チャンドックはF1はドライバーにとってもはやタフなものではないと感じており、それは暑さと湿気がのしかかってくるシンガポールのような会場でも同じことだという。

「ドライバーの汗の量は僕たちと変わらない。疲れ切った様子でマシンを降りることもない。くたくたになっているようには見えないんだ。(F1で走ることは)身体的な面で挑戦であるべきだが、今はそうではなさそうだ」

 チャンドックは、2021年シーズンに予定されているF1の競技および技術レギュレーションの大改訂が、こうした点に対処できることを期待していると語った。

「2021年にどういった方向へ進むのか興味がある」とチャンドックは語った。
「重要な点は、バトルができる状態にし、競い合いをしやすくすることだ。一方で、レースをドライバーにとってよりきついものにしなければならないと僕は考えている」

2021年F1マシン予想図
2021年F1マシン予想図

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