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F1 ニュース

投稿日: 2016.10.17 08:06
更新日: 2016.10.17 08:13

F1冬季テスト開催地問題:バーレーン反対派、「シーズン中開催」の妥協案を提示

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F1 | F1冬季テスト開催地問題:バーレーン反対派、「シーズン中開催」の妥協案を提示

「バーレーンは(テストに関して)最高のコースとまでは言えないが、そこで(レース後にテストを)行うことは問題ない」とシモンズは語った。

「費用もかからないし、最初の数レースでは定められたタイヤを使うからね」

「オーストラリアはミディアム、ソフト、スーパーソフトだ。もしピレリがハード、ミディアム、ソフトにしたければそれでも構わない。全チームが同じ条件なのだから」

今季のプレシーズンテスト
今季のプレシーズンテスト

「問題は、プレシーズンテストを(バーレーンで)行うと40万ポンド(約5000万円)の追加費用がかかることだ。メルセデスやフェラーリにとっては大した額でなくても、我々にとっては莫大な支出となる」

 ホーナーは、ピレリがバーレーンテストのプレシーズン実施にこだわるならば、彼らが相当な費用を負担をすべきだと主張する。

「実際、とても単純なシナリオだ。ピレリが自分たちのために我々に暑い気候のバーレーンでのテストをさせたいなら、彼らが費用を負担すべきだ」と付け加えた。

「それでなくても我々は(タイヤ開発テスト用の)車両を作って、今走らせている」

「各チームにかかる費用は、ロジスティクスに応じて30万から75万ポンド(約3800万円から9500万円)となる。バルセロナで3月にテストすることに何の問題もないのに、こうした費用をチームに負担させるのはフェアではない」

 一方、F1で毎シーズン7000万ポンド(約89億円)という多額の支出を行っているピレリは、F1にすでに大きな貢献をしているとして、この追加費用を支払う必要はないと考えている。

 ホーナーは「では『バーニー(・エクレストン)が払うのか?』と問えば、答えは明白だ。つまり、我々は皆バルセロナに行く、ということだ」と語った。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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