マクラーレン・レーシングのCEOザク・ブラウンは、2021年のF1コスト制限問題において、2チームが小規模チームをF1から追い出す危険を冒しているとして批判した。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響でチームが破綻するのを防ぐため、コスト上限額を1億7500万ドル(約190億円)から1億5000万ドル(約163億円)にまで引き下げることについてはすでに合意がなされている。しかし今週、F1および各チーム代表が行った会議で、これを1億2500万ドル(約136億円)、あるいは1億ドル(約108億円)にまで下げるという提案を中団チームが行った。フェラーリとレッドブルはこれを拒否しており、メルセデスは検討することを受け入れているといわれる。