いよいよ開幕を迎える2020年シーズンのF1。新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあって長いブランクを挟むことになったが、ようやくレースが始まる。今年はホンダがアストンマーティン・レッドブル・レーシングにパワーユニットを供給して2年目のシーズンとなり、タイトル獲得の期待がかかる。
オーストリアGPには『スペック1.1』を投入することを決めているホンダだが、メルボルンでのレースが中止となってから、いったいどのような準備をしてきたのか。また、厳しい安全対策を実施している現場の状況はどうなっているのか。ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターに話を聞いた。