5連覇中の王者メルセデスが、その実績にあぐらをかくことなく、他のどのチームよりも多くのアップデートを投入してきた。さらに開幕戦でわれわれが目撃したように、車体だけでなくパワーユニットにも改良を施し、驚くほどの進化を遂げている。

 ただしそんなメルセデスといえでも、信頼性は盤石とは言えなかった。1年前のレッドブルリンクでは冷却に大きな問題を抱え、今年の開幕戦ではセンサーに不具合が出た。縁石の凹凸による振動によって、ギヤボックスセンサーが正常に機能しなくなったのだ。そのためボッタスとハミルトンは縁石に極力乗らないよう指示され、一方レーシングポイントのストロールはリタイアを喫した。

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