■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=4位
まずまずのレースだったし、4位でチームのためにポイントを稼ぐことができてよかった。先週はフィニッシュできなかったから、今回は絶対にポイントを獲得する必要があった。
僕自身の話をすると、期待していたよりも少し後ろの位置でポジション争いをすることになった。レースペースはあまりよくなかったんだ。僕自身からもっとタイムを引き出すことができるはずだが、一方で、今週、このマシンについて理解を深めたことで、マシンの改善すべき箇所を知ることができたと思う。ロングストレートとある種のコーナーで苦労した。僕とマックス(・フェルスタッペン)はふたりとも、マシンのどの部分を改善すべきかという点で同じ意見を持っていると思う。
レース終盤、ペレスがとても速いペースで近づいてきた。彼が最終ラップ、ターン4でインに入ってきた時、僕の方は十分なスペースを残しておいた。でも彼が少し膨らんでしまい、それで接触が起きた。でもクラッシュにはならなかったから、問題ない。ハードなバトルのひとつと受け止めている。
1週間後はハンガリーGPだ。それまでの間に、自分たちに何ができるのかを調べよう。今日のメルセデスは本当に強かった。彼らに勝つのは簡単ではないだろうけど、努力し続けるよ。
マックス・フェルスタッペン 決勝=3位
今日は表彰台を獲得し、最大の結果を出したと思う。もちろんもっと上のポジションの方がよかったが、今日の僕らは優勝争いをするにはペースが遅すぎた。僕は全力でプッシュし、ルイスについていこうとしてあらゆることを試みたけれど、かなわなかった。僕らにやるべきことがあるのは明らかだ。改善のためにできる限りの努力を続けていく。皆がどれだけ懸命に作業にあたっているのかは分かっている。
僕にとって最高にエキサイティングなレースだったとはいえないが、バルテリとバトルしたラップは楽しかったね。僕の方はタイヤがもうだめになっていたから、彼に抜かれることは分かっていた。でも楽には行かせないぞと思って、アウトから抜き返したりして、少し楽しんだ。失うものはなかった。後方とのギャップは大きかったから、リスクはなかったんだ。
3位でたくさんのポイントを稼ぐことができた。でもこれは僕らが望んでいる位置ではない。すべての週末に優勝争いすることを目指しているのだから。
ハンガリーではもっといい結果を出せるんじゃないかな。ストレートが少ないサーキットだから、今回よりはチャンスがあるだろう。気温も高くなるだろうしね。
これから全員、数日休んで、来週に向けてリセットしよう。
(Formula1.comに語り)これからも努力を続け、マシンを改善し、エンジンも改善していく。ストレートでも遅いのは間違いないから、マシンとエンジンの両方について作業していく必要がある。
