2020年F1第6戦スペインGPのフリー走行3回目(FP3)では、ケビン・マグヌッセン(ハース)とエステバン・オコン(ルノー)があわや接触というシーンがあった。
セッション終盤、ターン3を通過したオコンは背後に迫ったマグヌッセンに進路を譲ったが、前に出たマグヌッセンが減速。オコンは接触を避けようとしてステアリングを切ったが、そのままウォールにヒットしてしまった。
FP3終了後にこの件について審議が行われたが、どちらにもペナルティなどは科されずお咎めなしという裁定に。スチュワードの説明によれば、この時マグヌッセンはERSをチャージしていてブレーキを踏んでいたわけではなかった。一方オコンもミラーで後続車を見ており、視線を前に戻した際に目の前のマグヌッセンに気づいたという。両ドライバーとスチュワードは、今回の件が不運なアクシデントであり、どちらのドライバーにも責任はないと同意しているということだ。
■F1スペインGP FP3 オコンのクラッシュ
■2020年F1第6戦スペインGP フリー走行3回目