Q3ではメルセデスAMG勢が開始直後からソフトタイヤを履いてコースイン。レッドブル・ホンダ勢とレーシングポイント勢がこれに続いた。各車がソフトタイヤだがアルボンとリカルドは中古のソフトを履いている。

 当然のようにメルセデスAMG勢は単独で走行し、フェルスタッペンはハミルトンの2.3秒背後でトウを使ってアタックしていく。

 ハミルトンが1分19秒068でトップに立ち、ボッタスは0.053秒差の2番手。3番手は0.652秒差のペレス、4番手に0.739秒差のフェルスタッペン。さらに5番手サインツJr.、6番手ノリス、7番手リカルド、8番手ガスリー、9番手はレズモの出口でワイドになり縁石をヒットしたストロール、アルボンは7番手タイムを記録していたものの、またしてもパラボリカのトラックリミット違反でタイム抹消となってしまった。

 最後のアタックラップでハミルトンは1分18秒887という最速タイムを記録してモンツァで7回目、自身通算94回目のポールポジションを獲得。ボッタスは0.069秒及ばず2番手、そして3番手にはマクラーレンのサインツが0.808秒差で飛び込んだ。ペレスはサインツと0.025秒差の4番手、フェルスタッペンはトップから0.908秒差の5番手に終わり、6番手ノリス、7番手リカルド、8番手ストロール、9番手アルボン、10番手ガスリーという予選結果になった。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2020年F1第8戦イタリアGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)
バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2020年F1第8戦イタリアGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)
カルロス・サインツJr.(マクラーレン)
2020年F1第8戦イタリアGP カルロス・サインツJr.(マクラーレン)

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