6度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトン(メルセデス)は、人種差別に対する積極的な活動と、気候変動についての発言により、『タイム』誌による2020年版の世界で最も影響力のある100人に選ばれた。
ハミルトンはF1が人種差別に対して力強く一貫性のある姿勢を打ち出すように促し、グランプリでレース前に他のドライバーやチームメンバーに先んじて“ひざまづく”行動にでることで、『Black Lives Matter』(黒人の命は大切)の理念を示すことに成功した。またシーズン開始当初からメルセデスF1の支援を得ており、2020年型マシン『W11』のカラーリングを全体的に黒く変え、公に彼らの支援を示している。