投稿日: 2020.09.28 10:22
更新日: 2020.09.28 10:37
更新日: 2020.09.28 10:37
レッドブル・ホンダ分析:タイヤ交換後にマシンバランスが安定。試練を乗り越え2位を掴んだフェルスタッペン
Masahiro Owari
2020年F1第10戦ロシアGPの決勝レースを2番グリッドからスタートして、2位でフィニッシュしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。スタートポジションと最終順位だけを見れば、極めて順当な波乱のないレースだったように見えるが、日曜日のフェルスタッペンは様々な試練と戦っていた。
まずフォーメーションラップだ。フェルスタッペンによれば、「フォーメーションラップのスタートの際、(エンジンが)アンチストールに入ってしまった」という。レース後、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは「今日はトラブルがなかった」と語っていたので、これはエンジン側の問題ではなく、クラッチのバイトポイントの設定かドライバーの発進方法に起因して発生した不具合だったと考えられる。