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投稿日: 2020.10.30 12:38
更新日: 2020.10.30 12:48

【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第14回】ドライバー離脱に感じた責任。チーム再建には新たな取り組みが必要に


F1 | 【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第14回】ドライバー離脱に感じた責任。チーム再建には新たな取り組みが必要に

 アルガルベでは初のF1開催となりましたが、サーキットとしてはおもしろかったです。アップダウンが激しく、回り込んでいく7、8コーナーや、登り切ったところにあるブラインドの10、11コーナーなど他のサーキットとは一味違ったコーナーがあってレイアウト的にはおもしろいです。

 ただし、以前にも書きましたがやはりトラックリミットは個人的にはあまり好きではありません。1コーナーや4コーナーの出口など、もしそこを走らせたくないのであれば、縁石を超えたところに、走ったらタイムロスになるような人工芝を設置するなど他にやり方があると思います。

 路面は再舗装されており最初はとてもグリップが低かったです。今回はピレリが最も硬いレンジのタイヤ(C1、C2、C3)を選んでいたので、このミューの低い路面でタイヤをグリップさせるのがなかなか大変でした。とはいえ予選ではミディアムとソフトがほぼ同じ速さだったので、違う作戦を採るチームがあるなどの変化があってよかったです。

 比較的タイヤが硬かったので温まりが悪く、1発のタイムはなかなか出しづらかったです。よって予選では、なるべく多くの周回を走ることにしました。とは言っても連続走行はできないので(タイヤを冷ましたり、バッテリーを充電するため)、プッシュ・チャージ・プッシュというような走り方になります。

 Q1でタイヤを2セット使う場合は、まず5周走ってからガレージに戻って燃料を入れてタイヤ交換をして、それからまた3周走れるだけの時間がギリギリあります。しかし予選前にケビン用の燃料ロボットが壊れてしまったので、予選では1台の燃料ロボットで2台のクルマを賄うことに。そうするとどうしても作業に遅れが出るので、ケビンは3周×2のプランに変更しました。特に彼のようなドライバーは周回数が必要なので、このトラブルは痛かったです。

ケビン・マグヌッセン(ハース)
2020年F1第12戦ポルトガルGP ケビン・マグヌッセン(ハース)

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